永久凍土とシベリア鉄道
永久凍土でも夏になり日照があると地表面は溶ける 凍土の溶け方
が急速に進むと、折角レールを敷いても下の凍土が溶けて地面が沈下
してしまい地面が波打って線路が使えなくなる
現在のシベリア鉄道は、なるべく凍土地帯にかからないように、南側の
凍土限界ラインの沿って敷設されている
永久凍土は地表面温度が年平均マイナス２度以下でないと、保てないが
２００４年以降温度上昇の為急速に東シベリアの永久凍土が溶け始めて
いる このままいけば東シベリアの永久凍土は消滅の運命にあるそうだ
この永久凍土が夏の間溶けて沼地と化す そこに蚊が大発生し文字道理
雲霞の如く人間等の生物に襲い掛かるそうだ 恐ろしい！！
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アンガラ川沿いに鉄道が走り、間もなくイルクーツク駅に到着する
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イルクーツク駅 シベリア鉄道でも有数な大きな駅なので、停車時間も長く乗降者も多いい
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イルクーツク駅の正面口 人々でごった返している
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イルクーツク駅周辺 ヨーロッパへの玄関口でもあり、中央アジヤにも近く色々な顔が観察出来る
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宿泊したホテル 結婚式と重なり何かとうるさかったが中々快適なホテルだった
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ホテルでの夕食 さすがにホテルらしい盛り付け？ ジャガイモが美味しかった
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キーロフ広場に面して建つポリスキー教会 ポーランドカトリック教会 １８８３年建立 ポーランドから流刑になった人々が多くカソリックの信者が増加した為造られた
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アンガラ川に面するパガヤヴレーニエ教会
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凱旋門を模したモニュメント １９世紀この地でアンガラ川を利用した貿易で栄えた商人達が建設した
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ズナメンスキー女子修道院 イルクーツクで一番古いロシア正教の女子修道院 １７６２年建立
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最近修復された大聖堂内部は見事なイコンで飾られ、厳かな雰囲気で包まれている
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地元の信者か？ 足早に大聖堂に入って行った
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流れが急なアンガラ川 手前がバイカル湖方面 画面奥に向かい流れエニセイ川となり北極海に注ぐ
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アンガラ川沿いの公園で遊ぶ親子 中央アジア人の顔立ちだ
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公園に張り出されていたポスター 何らかの事情があり親のいない子供たちで、養子縁組を希望している子供たちだ なにか可哀そうだ！
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１８世紀に出来た、ロシア正教の石造りのスパスカヤ教会 １９世紀に造られた側面壁のフレスコ画が有名
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ロシア革命に反対してソヴィエト政府と戦ったコルチャークの銅像 ２００４年に建立 ロシアの共産党離れの象徴だ
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イタリア人の建築家によるポザンスカヤ教会 さすがイタリア人らしいユニークな色使いとデザインだ
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これは領事館として使われていた建物 しっかりとした木造建築である
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窓や屋根にレースの様な飾りがあり美しい 高級住宅である
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これは商人の館である 華美な飾りは無く、質実剛健な造りとなっている
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現存する一般庶民の住宅 低所得者層の住宅か 現在誰も住んではいなそうだ 観光用に保存されてるのかも知れない
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屋根はスレートで葺いている 貧しい感じがする 冬の寒さが堪えそうだ
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少し窓枠に飾りがある 窓枠に水色を使うのがこの辺りの特徴である
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森元首相が尽力して造られた？金沢の石灯篭
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江戸時代１７８３年ロシアに漂流した伊勢の船頭、大黒屋光太夫の碑
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彼はペテルブルグに向かう途中イルクーツクに立ち寄った 漂流して１０年後に日本に帰国出来た
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シベリアのパリとイルクーツクは呼ばれた この写真からはそう見えないが確かに美しい処もあった それにしても車が古めかしい
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歩行者天国の通りで見かけたトルコ人の屋台
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やはり歩行者天国の通りで見かけたモニュメント こんなところがパリらしいかな？
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昼のレストランで
小エビ、トマト、フルーツ さっぱりしていて美味
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昼のレストランで
定番のボルシチ
安定感、安心感のある味わい
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昼のレストランで
デザート プリンの様でカラメルソースもあり満足した
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中央市場で
魚の燻製だ
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スモークサーモン いい色をしていて美味しそうだ
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上段バイカルで摂れる魚オームリの燻製 これを日本に持ち帰り試食したが、大変美味しかった
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イルクーツク市内に金沢通りと呼ばれる
通りがある
イルクーツクと金沢市が姉妹都市である
ことから記念碑が造られている
大黒屋光太夫（ダイコクヤコウダユウ）の
記念碑もあり、日露友好の通りとなっている
町の中心にあるキーロフ広場
アンガラ川に面している
キーロフ広場を突き抜けるとアンガラ川
にぶつかる アンガラ川はバイカル湖
から流れ出る唯一の川
キーロフ広場周辺には教会、修道院等見どころが集まっている
キーロフ広場周辺
イルクーツ到着
シベリア鉄道とバイカル湖
Siberiaｎ Railway & Lake Baikal
イルクーツク
イルクーツク
イルクーツクはシベリアの文化、工業の中心地でハバロフスクと並ぶ大都市
人口約５５万 １９世紀の革命家 デカブリスト 達が流される等政治犯の
流刑地となっていた 彼等によってサンクトペテルブルグやモスクワの文化
が伝えられた
デカブリストとは？
デカブリストとは１８２５年１２月、皇帝の専制や農奴制の廃止を掲げ、
サンクトペテルブルグで武装蜂起した青年貴族将校達のこと
武装蜂起が１２月だった事から１２月党員（デカブリスト）と呼ばれた
乱は直ぐに鎮圧され１００人以上がシベリアへと流刑になった
イルクーツクの住宅事情
イルクーツクの周囲には木材が豊富にある ２０世紀初頭まではその木材
を使い住宅を建てた 大火の為大部分が焼けてしまい、それ以来街の中心部
には木造の家屋を立てる事禁止された
