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カールスルーエ駅プラットホーム
シュトゥットガルト行きの普通列車に乗る
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自転車のマークがついてる車両が、自転車ごと乗り入れ可である 通勤時間帯にも関わらず十分に用意されている 通勤時間帯に限り持ち込み料が付加される
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およそ４０分位で黒い森の玄関口、プフォロツハイムに到着 思ったより大きな駅だった
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フォルツハイム市内も近代的な街並みだった 雨が降りだした
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黒い森へのスタートラインを見つけるのにしばらく街中をさ迷った 上の標識を見つける事が出来た
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このきれいな橋の下を流れる川の上流が黒い森方面である事が地図から判明した
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上の橋の袂に細い自転車道が存在した こんなところが黒い森への自転車道の出発点とは！
驚いたが信じて進む事にした
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間違ではなくしばらく走ると本道となった Neuenburg方面を目指す
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小用をたした周囲で見かけた植物の実 何だろう？ 食べられる物かな？
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３０〜４０分走るとダートではあるが、川沿いの雰囲気の良い道となった 小型の車も通ってるらしい
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小雨が降り続き川の水は濁っているが気持ちの良い音をたて流れている 十和田の奥入瀬渓谷に似てるかな？
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更に同じ様な道を進むと森が一層深くなった 自転車道の標識を信じて前に進む 手持ちの地図はないしGPSでも正確には読み取れない
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やがて町らしい所に出てきた そこにあった地図で現在地を確認する 用意した地図は雨の為ボロボロとなり役に立たない 心細い！
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Neuenbrug ノイエンブルグの街 木組みで白壁の家々が美しい 以後黒い森の至る所でこのデザインの家々を見る この地方の伝統的な建築である
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川沿いに２時間遡ると長い筏が川に浮かべてあった 兎に角ながい筏だ！
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前、中、後ろに３人の人形が乗っている
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筏師祭りと書いてある この地方伝統的な祭りであろうか？
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黒い森は林業が盛んであろう こうして長い筏を組み下流へ木材を運んだのであろうか？
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このあたりは自動車道を走る 自転車道だけでは不安なので時々自動車道に戻って位置を確認する Freudenstadtは黒い森の中間点あと４５ｋｍまだまだ遠い
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この近くで20名位の自転車ツアーの集団と出会う 最後尾に写真のサービスカーが走っていた 現地の会社が企画したものか？
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又自転車道に戻る 眼下に大規模なオートキャンプ場が見える
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自動車道で位置の確認 Freudenstadt迄２６ｋｍ 現在午後3時過ぎ、9時ごろスタートしてから何も食べてない お腹が空いた
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一休み 今朝ホテルで貰ったキャンディーやグミ菓子でごまそうとしたが、ますますハラが減って来た
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自動車道沿いにはレストランは皆無なので自転車道に戻る これが大きくコースをそれる事になってしまった 勘だけを頼りに走ったがだんだん不安になる
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それでも気を取り直し道端の花々を撮影
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名前は分からないが可愛らしい花が一杯
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標高はあまり無いが高山植物であろうか？
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午後4時過ぎ名も知れぬ小さな村に到着 最初に見つけたレストランに迷わず飛び込む
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これが田舎のレストランとは思えないほど内装が美しい 美味いに違いないと期待が高まる
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サラダの盛り合わせ 自分でサービスする 沢山取ったがペロリと美味かった
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うどんの煮込みの様なスープだったが、しつこくなく美味い これまたペロリ ビールもペロリ
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満腹して外に出ると近くに美しい教会があった
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ズームにして楽しむ余裕も出てきた フランスやスイス国境に近くクロスオーバーしている文化圏であるらしい
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5時も回り満腹となりあまりこぐ気力が薄くなる レストランのお姉さんに１０ｋｍ程離れた処にあるお勧めのホテルを予約して貰う 英語が上手なお姉さんだった 画面の道を左折する
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ずっと下りで楽だった 明日が辛いのではとの思いが横切る 道すがら材木が沢山積み上げられていた
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大きな木材 巨大な材木工場があった
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30分後に湖のほとりに立つロッジに到着 この部落には、ここ一軒しかない 予約を入れてもらい良かった！
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中々雰囲気のあるエントランスだ
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自室の内装 ペンションの様で楽しい
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大きなベッド フカフカしていて気持ち良さそう
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バスルームもバスタブがあって豪華だ
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雰囲気のあるレストラン
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幾つかの小部屋があり内装がそれぞれに楽しかった
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サービスカウンター 山小屋風でアルプス地方を思わせる
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さりげない窓辺もおしゃれだ
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午後9時頃の夕食 昼が遅かった為食欲は今ひとつ これはマスの入ってるピザ イタリア風では無く、フランス風だと可愛いウエイトレスが自慢していた ワインも上等！
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これは翌日の朝食 何もかも美味いしくボリュームも満点
ドイツは一般的に食には期待出来ない しかしフランスに近いこの南ドイツは例外的に美味いのだ ユーローが安い事もあり、一泊二食飲み物込みで9000円位 ユーロー安万歳！
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昨日昼のヒモジサの反省から昼食用に、朝食の残りでサンドイッチを作製 日本の様にコンビニも無く、自販も無くサイクリニストにとり不便この上無い
自衛するしかない
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