AVILA

城郭都市

SPAIN
Espana

ロードレーサーによるツーリングメモ

今回は雨にたたられたが、何とか4回程BIKによるツーリングを試みた
到着当日は晴れだった  組み立てた後15km程先のBIKショップまで
テストランを行った

2日目もまずまずの天気  この日いきなり観光協会のインタヴューの申し出と、
サストレとの出会いがあった  サストレから明日一緒に走ろうとの提案
がありそれに備え自主トレに出かける  50km程強風の中を走る

3日目は朝からほぼ一日中雨  サストレとのツーリングは延期になった
この日は一度もBIKに乗らなかった

4日目も朝から雨、まともや延期となる
夕刻小降りになったので、20km程気晴らしに単独で走る

5日目も降ったり止んだり  サストレから今回のツーリングはキャンセルに
する事とお店に来てお茶でもとの提案があった
午後サストレと奥さんと喫茶店でお茶を飲みながら雑談する
サストレとは子供たちとの約束があるとの事で別れた
夕刻やっと雨が上ったので40kmの単独ツーリングに出かける

自転車を組み立て直ぐに、城壁の外に飛び出す 城壁の中は石畳で走りにくい  外は普通の舗装してある道であった  天気は良好

Avilaの郊外にBIKの専門店があった

本格的な店らしいが、訪れた時がシエスタの時間帯に入り休憩中であった  覗くだけ

なるべく空いてそうな道を選び郊外へと乗り出す

日本で言えば2級国道又は県道は市道か?

緩い上りが続く  極たまに自動車と出会う位  兎に角空いていて道路状況は良好であり走りやすい

標識もしっかりしており走行距離の確認にも役に立つ

アビラから15km走った所  標高は約400m近く上った  ここからずっと下りが続きそうである  

左の地点から少し下った所  はるか彼方まで下りが続く  時間がないのでこの地点から引き返す

帰りに街道沿いの小さな村に立ち寄った

こんな小さな村にも教会がある

石畳も敷かれており歴史がそこそこにありそうな小さな村落であった

アヴィラ近く迄戻る  サンチャゴへの巡礼の道を示す標識がここにもあった

やがてAvilaの標識が出てくる

Avilaの城壁の外側を流れる川  ここを渡ると城壁は目の前である

久し振りに雨が上った午後、郊外へツーリングに出かける

地方道でも路面は良く空いてる  周囲は牧草地帯だ

この地方は畜牛の盛んな所で、ここかしこで沢山の牛を見かける

子牛が母親から授乳している  愛らしい光景とカメラを向けると、牛達にジロッと睨まれた

ここは自転車のレーンが別個に確保されていた所  実際走って見たが路面はかなり荒れていて、自動車道の方が走り易かった

画面ではこの路面がかなり勾配がある事を読み取る事は難しい

やがてセンターラインはなくなり、路面はかなりラフなものとなる 広大な牧草地の真ん中を走る

アビラから20〜25km位の地点
周囲は大きな岩がゴロゴロしている  遠くに残雪の山々を望む

望遠でゴロゴロした岩が散在する牧草地越しにアビラの旧市街を望む

今回は長距離を走る機会に恵まれなかったのであまりツーリングに関するコメントは出来ない
しかしアビラ周辺を走っただけでも、自転車走行に関し環境が良く十分にツーリングの楽しさを
予感出来た

車の少ない事、適当なアップヒルがある事、路面の良い事等、日本と比べうらやましい事が沢山
あった  自転車文化の歴史の厚さの違いもあるのだろう
ツーリングの楽しさを数少ない写真からも感じて欲しい