2013

INDONESIA

上部の壇上には、仏像を覆っていたストゥーパが壊れ剥き出しになっている像が何体もある　　其のいずれもが、柔和で優しい顔立ちをしている

ストゥーパに乗ってポーズをとる少女
何処の国の子も無邪気で可愛い

とにかく大きい
一辺が125mの基壇の上に6層の方形が積まれている
その上にさらに円形をした壇が3段重ねで載っている
高さは３５ｍであり、上から見ると曼荼羅の形となっている
外形はエジプトのピラミッドを思わせるが、内部には何もなく
表面に無数の仏像や経典絵巻のレリーフが彫り込まれている

ボロブドゥール
Borobudur

ボロブドゥールは西暦780年～８３３年迄の約50年間に渡り、シャイレーンドラ
王朝の時代に建設された　　建設後間もなくシャイレーンドラ王朝は滅亡した
やがてボルブドゥールに訪れる人も無くなり密林の中に埋もれて行った

１８１４年イギリス人、トーマス．ラッフルズにより１０００年の眠りから覚めた
ボロボロの状態から現在も修復作業が続いている

完成と同時に埋められたとの推測もあり、ボルブドゥール遺跡には多くの謎
とロマンを秘めて佇んでいる

ジャカルタより飛行機で一時間の距離にあるジョクジャカルタ
ジャワ島のほぼ中心に位置し、インドネシアの古都である
そのジョクジャカルタの近郊に世界遺産であるボロブドゥール
がある　　壮大な大乗仏教の石造りの建造物である

今回のインドネシア旅行の最大の目的である
現在のインドネシアは国民の８０％以上がイスラム教徒で、
イスラム教の前はヒンドゥー教であり、その前に仏教が栄えた
１２００年以上も前の事である