2011 08
コーカサス3国

   グルジア共和国 
Repablic of Georgia  

グルジア軍用道路を行く

トビリシ → ムツヘタの文化財群観光 ジュワリ教会
スヴェティツホヴェリ教会 → アナヌリ教会 → 十字架峠
→ ロシアとの友好記念碑 → スキー場 リゾート →
カズベキ村 → トビリシ

走行距離 200ml 約320km

Georgian Military highway

グルジア軍用道路は、かってシルクロード交易路だった
道を、帝政ロシア期に南下政策の為に軍事目的で整備さ
れた道  トビリシから北上し国境の町カズべキ迄およそ
210kmある  険しく深い谷と其処に暮らす人々と村々、
羊の群れ、高山植物など変化に富んだ景色を楽しめる

Mtskheta  ムツヘタ

5世紀にトビリシに遷都する迄、ムツヘタはイベリア王国(BC3世紀〜AD6世紀)の
首都だった  スヴェティツホヴェリ大聖堂と町全体が世界遺産に登録されている
ムツヘタから20kmと近く、絶好の一日観光地となっている

Mtskheta has been Georgian's spiritual heart since Christianity was established
here in about AD 327.  It was capital of most of eastern Geogia from about the
3rd century BC to the 5th century AD.
Mtskheta's Svetitskhoveri Cathedral is still the setting for important ceremonies
of the Georgians Orthodox Church.
Mtskheta is advantageously positioned in only 20km from the capital Tbilishi.

ジュヴァリ大聖堂の建つ丘の上から古都
ムツヘタを望む  左手、トルコ方面から来る
川と上手、カズベキ方面から来る川がムツ
ヘタで合流し右手トビリシ方面に流れて行く

紀元5世紀までグルジアの首都だったムツ
ヘタの町  中央にグルジア正教の総本山、
スヴェティッホヴェリ大聖堂が見える

ジュヴァリ教会  Jvari Church  Mtskheta Cross Monastery

周りに何も無い草原にグルジア教会建築の祖型と言うべき「集中式教会堂」が建つ
どっしりしたスタイル、黒々とした粗い石積みの壁が特徴
聖女ニノがこの地に十字架(Jvari)を建てたのが始まり(6世紀)

Jvari is one of the masterpieces of Georgian architecture.  It is erected
on a hill near Mtskheta overlooking the estuary of two rivers - the Mtkvari
and Aragvi.  Right after conversion to Christianity King Mirian erected a tall
wooden (vine) cross on the hill, which was venerated by various Caucasion
Christian nations.

ムツヘタを見下ろす丘の上にジュヴァリ教会は建つ  左側の廃墟の壁は6世紀初頭の教会の跡

Jvari Church はオリジナルの物は、6世紀に建てられた 大聖堂の内部には、聖ニーノゆかりの木製十字架が立つ

教会の外壁には緻密なレリーフが施されている  中央下のレリーフが重要だったが、撮影のさい欠けてしまった 残念